「ザ・ライト -エクソシストの真実-」短評

2011年公開の悪魔払いモノ。

アメリカの神学生が「悪魔払い講習」を受けるためにローマに2ヶ月間の留学に行く。で、アンソニー・ホプキンス演じる悪魔払い師のもとで助手を務めることになる、という話。

悪魔払い師がアンソニー・ホプキンスで(この時点でかなり怖い)、しかも最終的に悪魔が彼に乗り移ってしまうという空想できるうちで最も怖い事態が起きてしまうという作品。

悪魔をホプキンスから追い出すために、椅子に縛りつけるんだけど、どう見ても完全にレクター博士。拘束された姿がこれほどしっくりくる俳優も他にいないのではないかと思う。

正直、悪魔よりシラフのホプキンスの方が怖い。ストーリー的にややあっさり目ではあるし、怖さも控えめだが、ホプキンスの出番が多く、見て損は無し。