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「エスター」短評

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2009年公開の作品かな、NETFLIXで視聴した。

ロシア系の少女を養子にもらった夫婦、最初は賢く完璧な子供に思えたが、やがて少女は奇妙な行動をするようになる。

子供が災厄をもたらす映画というのは「オーメン」を代表としていくつもあるが、その多くが悪魔系の理由に起因するもので、今作もそんなところかなと思ってみていたら綺麗に裏切られた。

どう裏切られるのかはネタバレになるので言わないけど、ハッと気付いた時はかなりゾッとすると思う。

シャマランの「ヴィジット」はある程度予測ができたけど、今作は正直予測出来ないエンディングだった。え?知らなかった、そうだったのかというのを気付いた時って結構ゾッとする。この前も蕎麦屋でおろしせいろを食べて会計をしようとしたら、店主が「もう支払い済ですよ」と。

え?

隣で一人飲んでいた知らないおじさんが自分達の分も払ってくれたらしい。食事中一言も話をしていないのに。申し訳ないが、それを知った時は寒くなるような恐怖感を感じてしまった。

話がそれたが、よくできたエンディング以外にもストーリー展開自体が優れた作品だ。やや遅いテンポであるもののじっくりと破綻なく事態の真相へと観客を連れて行ってくれる。展開自体は古典的ホラーなので年配層にも受け入れられやすい良作ではないだろうか。